一世の別れ(読み)いっせのわかれ

精選版 日本国語大辞典 「一世の別れ」の意味・読み・例文・類語

いっせ【一世】 の 別(わか)

  1. ( 親子一世の縁ということから ) 親子の二度と会えない別れ。
    1. [初出の実例]「知らぬ子供の寝入りばな、一世の別れと繰り言を、後に残して雪国のつもる歎きと知られたり」(出典:浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)三)
  2. 一生一度の別れ。死に別れ。
    1. [初出の実例]「いかに武士の妻だとて、夫婦一世(イッセ)の別(ワカ)れが泣かずに居られませうか」(出典:二人比丘尼色懺悔(1889)〈尾崎紅葉奇遇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む