精選版 日本国語大辞典 「一口商」の意味・読み・例文・類語 ひとくち‐あきない‥あきなひ【一口商】 〘 名詞 〙① 一言で売買の決定をする商い。一言で成立する商取引。[初出の実例]「見れば飛道具の一(ひト)口商(アキナヒ)」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)五)② 一言で承知か否かを決定させること。一言できめる交渉・談判。[初出の実例]「頼まれうか頼まれぬか一口商(アキナ)ひ、いやといはば即座の敵」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例