飛道具(読み)トビドウグ

デジタル大辞泉 「飛道具」の意味・読み・例文・類語

とび‐どうぐ〔‐ダウグ〕【飛(び)道具】

遠くから飛ばして敵を撃つ武器弓矢鉄砲などの類。
将棋で、遠くから攻める駒。飛車角行桂馬香車のこと。飛びごま
俗に、一般的でない手段。奇抜で人の目を引く方法。「零細企業が市場に切り込むための飛び道具
[類語](1鉄砲銃器ピストル短銃拳銃はじき機関銃機関砲小銃ライフル猟銃火縄銃散弾銃空気銃大砲迫撃砲ショットガンエアガンマシンガンカービン銃バズーカ砲ライフル銃ガス銃ガトリング銃カラシニコフ騎銃救難銃軽機関銃ゲベール銃高圧電流銃三八式歩兵銃実銃自動拳銃自動小銃重機関銃準空気銃水中銃スタンガンスナイドル銃短機関銃単身銃単発銃鳥銃二連銃村田銃モーゼル銃連発銃遊戯銃玩具銃模型銃光線銃水鉄砲豆鉄砲紙鉄砲威し鉄砲空鉄砲剣付き鉄砲竹鉄砲ふところ鉄砲山吹鉄砲トイガンモデルガンエアソフトガンエアライフルビームライフル

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精選版 日本国語大辞典 「飛道具」の意味・読み・例文・類語

とび‐どうぐ‥ダウグ【飛道具】

  1. 〘 名詞 〙 遠くからとばして敵を撃つ武器。鉄砲・弓矢の類。
    1. [初出の実例]「心はやたけにはやれども、飛道具を防ぎかね」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)一)

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世界大百科事典(旧版)内の飛道具の言及

【武器】より

…そのつぎの段階は,火薬の発明によってもたらされた。それまでにも,弓矢,吹矢や投げ槍などの〈飛道具〉があったが,銃砲はそれらの性能をはるかにしのぐ威力を発揮した。 武器の歴史のうえでもう一つ重要なのは,運搬手段の進歩である。…

※「飛道具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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