飛道具(読み)トビドウグ

デジタル大辞泉 「飛道具」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛道具」の意味・読み・例文・類語

とび‐どうぐ‥ダウグ【飛道具】

  1. 〘 名詞 〙 遠くからとばして敵を撃つ武器。鉄砲・弓矢の類。
    1. [初出の実例]「心はやたけにはやれども、飛道具を防ぎかね」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)一)

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世界大百科事典(旧版)内の飛道具の言及

【武器】より

…そのつぎの段階は,火薬の発明によってもたらされた。それまでにも,弓矢,吹矢や投げ槍などの〈飛道具〉があったが,銃砲はそれらの性能をはるかにしのぐ威力を発揮した。 武器の歴史のうえでもう一つ重要なのは,運搬手段の進歩である。…

※「飛道具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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