精選版 日本国語大辞典 「一家眷族」の意味・読み・例文・類語 いっか‐けんぞく【一家眷族・一家眷属】 〘 名詞 〙 一家族。一門。家族全体。一族。[初出の実例]「一家眷属(ケンゾク)のあいだに再確認された事実として流布されてしまった」(出典:島崎藤村(1946‐56)〈平野謙〉新生) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「一家眷族」の解説 一家眷族 家族と血縁者。家族全体。一族。 [使用例] 作品化したことで、かえって一家眷属のあいだに再確認された事実として流布されてしまった、といえるだろう[平野謙*島崎藤村|1946~56] [使用例] 春とはいえ寒波が襲った肌寒い日に一家眷族、つまり父と母、彼夫婦と息子、弟夫婦に姪と甥が八畳間に集った[加賀乙彦*雨の庭|1971] [解説] 「眷族」は血のつながっている一族の意味で、日本では従者、配下の者の意味にも用い、「眷属」とも書きます。 [類語] 妻さい子し眷けん族ぞく 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報