一宿新村(読み)ひとやどりしんむら

日本歴史地名大系 「一宿新村」の解説

一宿新村
ひとやどりしんむら

[現在地名]入善町一宿(いちやどり)

黒部川扇状地の扇央部にあり、北は上野(うわの)村・青木(あおき)村、東は新屋(あらや)村、西は若栗新(わかぐりしん)村・福島新(ふくじましん)村、南は小摺戸(こすりど)村。宝永元年(一七〇四)の村名由来書上(清原家文書)によると、若栗村(現黒部市)領の黒部河原に寛永二年(一六二五)に村立てしたといい、村名の由来は旅の比丘尼がこの村にある鳥ノ子石という岩の上で一夜を明かしたことによるという。寛永一六年から万治三年(一六六〇)まで富山藩領、以後加賀藩領。明暦三年(一六五七)の草高八八石(入善町史)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高八八石、免四ツ、小物成は鱒役一匁・鮎川役一匁(三箇国高物成帳)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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