一念称名(読み)イチネンショウミョウ

デジタル大辞泉 「一念称名」の意味・読み・例文・類語

いちねん‐しょうみょう〔‐シヨウミヤウ〕【一念称名】

仏語
心から阿弥陀仏を信じ、その名号を唱えること。一念唱名。
1回だけ阿弥陀仏の名号を唱えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一念称名」の意味・読み・例文・類語

いちねん‐しょうみょう‥ショウミャウ【一念称名】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。一心に阿彌陀仏を念じて、その名を唱えること。または、一声念仏の意。
    1. [初出の実例]「一念称名の声のうちには、摂取の光明曇らねども」(出典:謡曲・実盛(1430頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android