一擲千金(読み)イッテキセンキン

デジタル大辞泉 「一擲千金」の意味・読み・例文・類語

いってき‐せんきん【一×擲千金】

大金を惜しげもなく一度に使うこと。豪快なふるまいのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「一擲千金」の意味・読み・例文・類語

いってき‐せんきん【一擲千金】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「擲」は投げ出すの意 ) 一度に惜しげなく大金を使うこと。豪快なふるまいのたとえ。
    1. [初出の実例]「有功の者を賞するには一擲千金も亦た惜む所なし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉初)
    2. [その他の文献]〔呉象之‐少年行〕

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四字熟語を知る辞典 「一擲千金」の解説

一擲千金

一度に惜しげなく大金を使うこと。豪快なふるまいのたとえ。

[使用例] 有功の者を賞するには一擲千金もまた惜しむ所なし[福沢諭吉西洋事情|1866~70]

[解説] 「擲」は投げ出すという意味。「千金」は大金のこと。

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