一方口(読み)イッポウグチ

精選版 日本国語大辞典 「一方口」の意味・読み・例文・類語

いっぽう‐ぐちイッパウ‥【一方口】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一か所だけについている出入り口。
    1. [初出の実例]「右衛門(ゑもん)馬場の一方口」(出典浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中)
  3. ある事柄について幾つかの意見があるうち、一方だけの言い分。
    1. [初出の実例]「こんな重大な事を一方口(イッパウグチ)で判断したくはありません」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む