一日替(読み)いちにちがわり

精選版 日本国語大辞典 「一日替」の意味・読み・例文・類語

いちにち‐がわり‥がはり【一日替】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一日ごとに交替すること。一日交替。
  3. 特に歌舞伎で、一日おきに持ち役を替わりあうこと。あるいは、一役を二人以上の俳優が一日ずつ交替でつとめること。また、狂言を毎日差しかえて上演する場合にもいう。
    1. [初出の実例]「俊寛僧都の一日替(イチニチガハ)りが出来そうだ」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む