デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条実良」の解説 一条実良 いちじょう-さねよし 1835-1868 幕末の公卿(くぎょう)。天保(てんぽう)6年2月28日生まれ。一条忠香(ただか)の子。昭憲皇太后の兄。嘉永(かえい)元年従三位,安政5年権(ごんの)大納言。文久2年新設の国事御用掛に就任し,横浜港の閉鎖などを建言する。慶応3年9月右大臣にすすみ,大政奉還に関与し,11月辞任,従一位。12月王政復古の大号令が発せられ,公武合体派であることを理由に参内を停止された。慶応4年4月24日死去。34歳。法号は華厳光寺。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例