精選版 日本国語大辞典 「参内」の意味・読み・例文・類語 さん‐だい【参内】 〘 名詞 〙① ( ━する ) 宮中、朝廷へ出仕すること。内裏に参上すること。さんない。[初出の実例]「依レ召参内」(出典:貞信公記‐抄・延喜一〇年(910)四月一二日)「イソポ フタタビ シセイデ ソセイ ツカマツリ、sandai(サンダイ) イタスハ フシギヂャ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)② 「さんだいがさ(参内傘)」の略。[初出の実例]「下の方には蛸の入道浄海、鯰坊主(なまずぼうず)に而(て)、朱の参内を惟喬にさしかけて居る」(出典:歌舞伎・名歌徳三舛玉垣(1801)三立) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例