一条尊昭(読み)いちじょう そんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条尊昭」の解説

一条尊昭 いちじょう-そんしょう

1919- 昭和時代の尼僧
大正8年3月25日生まれ。平松時厚の孫。大正14年7歳で奈良中宮寺へはいり13歳で得度一条実孝養女となり,昭和19年中宮寺門跡(もんぜき)となる。戦後茶道,華道をおしえる若草塾をひらく。弟子と恋におちて29年出奔,還俗(げんぞく)して平松陽子にもどり30年に結婚。「人間性にめざめ法衣をすてた」門跡として話題となる。熊本県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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