一条尊昭(読み)いちじょう そんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一条尊昭」の解説

一条尊昭 いちじょう-そんしょう

1919- 昭和時代の尼僧
大正8年3月25日生まれ。平松時厚の孫。大正14年7歳で奈良中宮寺へはいり13歳で得度一条実孝養女となり,昭和19年中宮寺門跡(もんぜき)となる。戦後茶道,華道をおしえる若草塾をひらく。弟子と恋におちて29年出奔,還俗(げんぞく)して平松陽子にもどり30年に結婚。「人間性にめざめ法衣をすてた」門跡として話題となる。熊本県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android