一真法界(読み)イッシンホッカイ

デジタル大辞泉 「一真法界」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐ほっかい【一真法界】

華厳宗極理を示す宇宙観唯一で真実な絶対無差別の宇宙実相。唯一絶対の永遠普遍の真理

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精選版 日本国語大辞典 「一真法界」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐ほっかい【一真法界・一心法界】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。唯一絶対にして真実なる世界。いっさいの事々物々、ことごとくがそのまま絶対真実のすがたと説くもの。華厳宗(けごんしゅう)の極理を示すことば。
    1. [初出の実例]「良以、一真法界不可思議、寂寥虚曠沖深包博」(出典:華厳法界義鏡(1295)上)
    2. [その他の文献]〔大蔵法数‐一〕

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