一色嗣武(読み)イッシキ ツギタケ

20世紀日本人名事典 「一色嗣武」の解説

一色 嗣武
イッシキ ツギタケ

大正・昭和期の生命保険医学者 元・朝日生命常務;日本保険医学会名誉会長



生年
明治30(1897)年

没年
昭和38(1963)年8月10日

出生地
和歌山県

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔大正13年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
東大の入沢、呉両内科で内科学専攻、昭和6年帝国生命に入った。欧米留学。22年同社が朝日生命と社名を変更、同社取締役となり34年常務取締役、35年朝日生命成人病研究所常務理事となった。21年からは日本保険医学会会長を務め、後名誉会長となった。日本人体格を統計的に調べ、血圧の統計的研究などに生命保険医学者として業績を残した。著書に「最新の保険医学」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一色嗣武」の解説

一色嗣武 いっしき-つぎたけ

1897-1963 大正-昭和時代の医学者。
明治30年生まれ。昭和6年帝国生命(現朝日生命)にはいり,35年朝日生命成人病研究所常務理事。日本人の体格などを統計的に研究。日本保険医学会会長をつとめた。昭和38年8月10日死去。66歳。和歌山県出身。東京帝大卒。著作に「最新の保険医学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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