一色藤長(読み)いっしき ふじなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「一色藤長」の解説

一色藤長 いっしき-ふじなが

?-1596 戦国-織豊時代武将
丹後(京都府)宮津城主。将軍足利義輝につかえ,永禄(えいろく)6年幕府御供衆(おともしゅう)となる。8年義輝が暗殺されると,その弟足利義秋(義昭)の将軍擁立につくす。元亀(げんき)4年将軍義昭が織田信長に追放されたのちも,義昭の将軍復帰を策し奔走した。文禄(ぶんろく)5年4月7日死去。

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世界大百科事典(旧版)内の一色藤長の言及

【一色氏】より

…さらに織田信長から丹後国を与えられた長岡(細川)忠興が1582年(天正10)一色義俊を謀殺し,続いてその叔父義清をたおし,ここに四職家の一色氏は滅亡した。他方満範の子持範の子孫一色藤長は,足利義昭,織田信長,豊臣秀吉に歴仕し,藤長の子範勝は幕臣となったが,範勝の曾孫範永が早世して,家が絶えた。ほかに庶流数家が幕臣となる。…

※「一色藤長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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