一酸化ケイ素(一酸化珪素)(読み)いっさんかけいそ(英語表記)silicon monoxide

世界大百科事典 第2版の解説

いっさんかけいそ【一酸化ケイ素(一酸化珪素) silicon monoxide】

化学式SiO。別名モノックスmonox。密度2.24g/cm3の不透明な黒色ガラス状粉末で,融点1700℃以上。二酸化ケイ素SiO2炭素または炭化ケイ素を反応させてつくる。空気中では表面が酸化され二酸化ケイ素の被膜を形成するので,薬品等に侵されにくい。水に入れると反応して水素を発生する。フッ化水素酸,あるいはフッ化水素酸と硝酸混合物可溶。温アルカリ溶液には溶けて水素を発生し,ケイ酸を生ずる。酸素中では燃える。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

筍梅雨

《伊勢・伊豆地方の船乗りの言葉から》たけのこの出る陰暦4、5月ごろに吹く南東風のこと。湿気が多く、雨を伴うことが多い。筍流し。《季 夏》...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android