丁稚制度(読み)でっちせいど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丁稚制度」の意味・わかりやすい解説

丁稚制度
でっちせいど

江戸時代,商家奉公人の間で行われた一種徒弟制度丁稚は奉公人の最初段階で,10歳前後で入店すると無給で家内雑用,使い走りなどに従事,17~18歳ぐらいで手代 (てだい) に昇進して業務を修得した。業務に習熟すると 30歳ぐらいで番頭となり店の一切を委任された。これを無事に勤めると別家として独立することを許された。このような徒弟制度は明治まで存続した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む