七淵神社(読み)ななつぶちじんじや

日本歴史地名大系 「七淵神社」の解説

七淵神社
ななつぶちじんじや

[現在地名]高知市七ッ淵

七ッ淵集落の北部に鎮座する。祭神は市杵島比売命・闇神。旧村社。古くは弁財天と称していたが、明治元年(一八六八)鎮座地の当地に奇淵七ヵ所があることにちなんで現社名とした。大正五年(一九一六)稲屋神社を合祀

境内社の下女げじよ神社は祭神は不詳だが、「土佐州郡志」は七淵の一つ下女ガ淵について「相伝、古平家族党過此地、其妻自投水死故名」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android