七瀬の祓(読み)ナナセノハラエ

デジタル大辞泉 「七瀬の祓」の意味・読み・例文・類語

ななせ‐の‐はらえ〔‐はらへ〕【七瀬の×祓】

平安時代以降、朝廷毎月または臨時に行った公事くじの一。吉日を選んで、天皇災禍を負わせた人形ひとがた七人勅使の手で加茂七瀬などの七つの瀬に持ってゆき、祓をして流した。鎌倉幕府もこれに準じて行った。七瀬の御禊みそぎ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android