七社神社(読み)しちしやじんじや

日本歴史地名大系 「七社神社」の解説

七社神社
しちしやじんじや

[現在地名]伊自良村長滝

甘南美かんなび寺から約五〇〇メートル下った長滝ながたき集落の北に鎮座する。大木が林立し、近くに伊自良湖がある。旧村社。祭神菊理姫神・伊弉諾尊伊弉冊尊大山咋神、そのほか祭神不詳三柱があり、神像計七体で、社名は七祭神を合祀したためとも思われる。創建年月不詳。現存の棟札で最古のものは慶長四年(一五九九)だが、寛政四年(一七九二)伝記によると、中世大桑おおが(現高富町)城主土岐氏の崇拝が厚く、社地・山林が寄進されたが、社殿は大桑城落城後焼失し、古文書類もすべて焼失したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 氏神 裏山 かけ

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む