万勝寺(読み)まんしようじ

日本歴史地名大系 「万勝寺」の解説

万勝寺
まんしようじ

[現在地名]山岡町馬場山田

馬場山田(ばばやまだ)のうち飯高(いいだか)にあり、妙法山(通称飯高山)と号し、臨済宗妙心寺派。本尊は十一面観音。寺伝によれば、近江延暦寺二世慈覚大師円仁により創建された天台宗飯高山満昌寺は、慈覚大師作の千手観音を本尊とし、広大な寺領を有していたが、戦国時代末期の兵火により焼失した。関ヶ原戦後明知(あけち)(現明智町)に入った遠山利景は、かつて満昌寺の僧であったため、徳川家康より満昌寺の旧領三八五石余を馬場山田村内で与えられた。利景は明知龍護(りようご)寺開山の椽室に再興を依頼した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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