万才峠(読み)ばんぜとうげ

日本歴史地名大系 「万才峠」の解説

万才峠
ばんぜとうげ

日足ひたり西方にそびえる如法によほう(六〇九・五メートル)東北部の峠。「番西峠」とも記す。熊野川町と本宮ほんぐう町の境に位置する。標高四一四・七メートル。嘉元四年(一三〇六)時宗の二祖他阿真教の記した「奉納縁起記」に「万歳之峰」とみえる。「続風土記」は「志口より西の方山中に入て谷川に沿ひて登るを番西道といふ、それより番西峠といふを越えて四村荘大津荷村の方に往きて同荘請川村に至る、是古道なり」と記し、志古しこからこの峠を越えて本宮請川うけがわに通ずる道を番西道としており、今も道が残る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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