万祝・大漁旗(読み)まいわい・たいりょうばた

事典 日本の地域ブランド・名産品 「万祝・大漁旗」の解説

万祝・大漁旗[染織]
まいわい・たいりょうばた

関東地方、茨城県の地域ブランド。
ひたちなか市・東茨城郡大洗町で製作されている。万祝とは、大漁水揚げがあったとき網元が網子に祝いとして贈った漁師祝い着。背には網元の家紋屋号・名前などを入れ、縁起のよい鶴亀や漁獲した魚などの図柄が描かれ、色鮮やかに染め上げる。大漁旗は、もともと海から帰る漁船が陸にいる人たちへ大漁を知らせる合図の旗だったが、現在では新たな船主への祝いとして、親戚や取引関係者から贈られている。茨城県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む