三之助(読み)さんのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三之助」の解説

三之助 さんのすけ

?-1765 江戸時代中期の漂流民。
三八の父。陸奥(むつ)佐井村(青森県)の多賀丸乗組員。延享元年遭難し,千島列島漂着カムチャツカ,オホーツク,ヤクーツクとうつり,イリムスクで日本語教師となる。宝暦11年イルクーツクの日本語学校にうつり,他の多賀丸漂流民と合流した。明和2年8月16日同地で死去。佐之助,左五兵衛ともいう。ロシア名はイワン=イワノビッチ=タタリノフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android