精選版 日本国語大辞典 「三人掛」の意味・読み・例文・類語 さんにん‐がかり【三人掛】 〘 名詞 〙 一つの事を三人ですること。一丁の駕籠(かご)を三人でかついだり(三枚肩)、一体の人形を主遣(おもづか)い・左遣い・足遣いの三人で操ったり(三人遣い)することなど。また、相撲で、一人の力士に三人がいっしょに取り組むことなどにもいう。[初出の実例]「京屋の七左衛門大和屋の七兵衛とて卸宿(おろせやど)有。是に夜明を待て、乗せてかへる。三人懸(さんにんカカ)り銀一両の定し」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例