三十振袖(読み)さんじゅうふりそで

精選版 日本国語大辞典 「三十振袖」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐ふりそでサンジフ‥【三十振袖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 三〇歳になっても振袖を着る意から ) 年輩女性年齢不相応の若い服装、化粧などをすること。また、若作りをする意から年増芸者などをいう。三十振袖四十島田
    1. [初出の実例]「中に一人は三十ふりそで」(出典:雑俳・壁に耳(1716‐36))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android