三十日(読み)ミソカ

デジタル大辞泉 「三十日」の意味・読み・例文・類語

みそ‐か【三十日/×晦日】

月の30番目の日。転じて、月の最後の日。つごもり。「一一月の―」
30日の間。30日間。
「ただ日のぬる数を…はつか、―と数ふれば」〈土佐
[類語]つごもり

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精選版 日本国語大辞典 「三十日」の意味・読み・例文・類語

みそ‐か【三十日・晦日】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日の数三〇日。また、三〇日間。さんじゅうにち。
    1. [初出の実例]「ただ日のへぬる数を、けふいくか、はつか、みそかと数ふれば」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月二〇日)
  3. 暦の月の初めから三〇番めの日。また、月の末日をいい、一二月の末日は大みそか、二九日で終わるのを九日みそかという。さんじゅうにち。尽日(じんじつ)。つごもり。
    1. [初出の実例]「十一月のみそかばかりより急ぎ給ふ」(出典:落窪物語(10C後)二)
  4. みそかばらい(晦日払)」の略。
    1. [初出の実例]「仏でも請取渡し晦日なり」(出典:雑俳・柳多留‐四四(1808))

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