三十稲場遺跡(読み)さんじゆういなばいせき

日本歴史地名大系 「三十稲場遺跡」の解説

三十稲場遺跡
さんじゆういなばいせき

[現在地名]長岡市関原町一丁目 遠藤沢

関原せきはら丘陵上に浅い谷を隔てて東に馬高うまだか遺跡、西に当遺跡がある。両遺跡とも古くから知られた縄文時代の遺跡で、戦前・戦後、数次にわたって発掘調査され、後期初頭の三十稲場式土器の標式遺跡である。昭和四三年(一九六八)・同四七年に発掘調査と全域のボーリング調査が実施され、一五八基の石囲炉が探索され、縄文後期初頭から後葉に至る大集落跡であることが確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

国指定史跡ガイド 「三十稲場遺跡」の解説

さんじゅういなばいせき【三十稲場遺跡】


馬高-三十稲場遺跡(うまたかさんじゅういなばいせき)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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