三墳(読み)さんぷん

精選版 日本国語大辞典 「三墳」の意味・読み・例文・類語

さんぷん【三墳】

中国古代書籍の名。三皇(さんこう)の事跡を述べた書という。→三皇
三教指帰(797頃)上「九経三史、括嚢心蔵、三墳八索、諳憶意府」 〔春秋左伝‐昭公一二年〕

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普及版 字通 「三墳」の読み・字形・画数・意味

【三墳】さんぷん

古代の書。〔左伝、昭十二年〕左倚相、趨(はし)りてぐ。王曰く、是れ良なり。子善く之れをよ。是れ能く三五典索九丘を讀む。

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