三好監物(読み)みよし けんもつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三好監物」の解説

三好監物 みよし-けんもつ

1815-1868 幕末武士
文化12年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。若年寄となり,藩政参与大政奉還のとき主命で京都にゆき,会津(あいづ)征討の朝命をうけ奥羽鎮撫総督とともに帰藩した。奥羽越列藩同盟結成により失脚,慶応4年8月15日自刃(じじん)した。54歳。名は清房。号は閑斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「三好監物」の解説

三好監物

没年:明治1.8.15(1868.9.30)
生年:文化12(1815)
幕末の仙台藩士。大政奉還ののち藩の重臣として上洛。奥羽鎮撫総督九条道孝に従い帰藩。奥羽越列藩同盟の中枢であった藩庁圧力を受け自刃。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android