三尾野町(読み)みおのまち

日本歴史地名大系 「三尾野町」の解説

三尾野町
みおのまち

[現在地名]福江市三尾野町

福江城の西に位置する。初め福江村内三尾野村の地内であったが、寛永一一年(一六三四)福江直りに伴って町割が行われて武家屋敷町が成立、三尾野町と称した。同年の屋敷数一五(五島編年史)。延宝八年(一六八〇)町方の火災で三七軒が焼失、また三尾野の庄屋からの失火で一二軒が類焼している(「貞方四郎兵衛勝亮書留」同書)。文化一〇年(一八一三)六月、伊能忠敬一行は三尾野町などを測量(伊能忠敬測量日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android