三島野(読み)みしまの

日本歴史地名大系 「三島野」の解説

三島野
みしまの

「万葉集」に歌われた原野。巻一七には放逸した愛鷹が「三嶋野を背向に見つつ」飛去ったと歌われ、大伴家持遊猟の地であった。巻一八の矚目詠には「三嶋野に霞たなびきしかすがに昨日も今日も雪は降りつつ」と歌われているところをみれば、国府から遥かに見はるかすことのできる原野だったのであろう。その地名は現在消滅しているが、古代の三島郷(和名抄)の故地と同じ現大門だいもん町・大島おおしま町から小杉こすぎ町にかけての一帯であろうといわれる。「八雲御抄」の「野」の項に採録され、「続拾遺集」「新拾遺集」「新続古今集」などにも歌われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む