日本歴史地名大系 「三年山遺跡」の解説
三年山遺跡
さんねんやまいせき
[現在地名]多久市多久町字宮城
昭和三三年(一九五八)発見され、その後多久市内に同一の石器を出土する遺跡が相当広範囲に分布していることが明らかになった。同三五年多久市内の石器包蔵遺跡のうち三年山遺跡と
縦一二メートル、横七・五メートルの発掘区を設定して発掘が行われたが、遺構はおよそ地表下六〇センチの所までであって、石器四四六個、剥片一万九千一六九個が発見された。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報