三律(読み)さんりつ

精選版 日本国語大辞典 「三律」の意味・読み・例文・類語

さん‐りつ【三律】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雅楽調子の呂(りょ)と律のうち、その律にある平調(ひょうじょう)黄鐘調(おうしきじょう)盤渉調(ばんしきちょう)の三つを合わせていう。世阿彌が能の伝書「花鏡‐舞声為根」に「双調黄鐘・一越調、これ三律」と書いているのは誤り。
  3. 雅楽の音程の数え方。半音である一律に対して、半音三箇の音程をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む