精選版 日本国語大辞典 「三律」の意味・読み・例文・類語 さん‐りつ【三律】 〘 名詞 〙① 雅楽の調子の呂(りょ)と律のうち、その律にある平調(ひょうじょう)・黄鐘調(おうしきじょう)・盤渉調(ばんしきちょう)の三つを合わせていう。世阿彌が能の伝書「花鏡‐舞声為根」に「双調・黄鐘・一越調、これ三律」と書いているのは誤り。② 雅楽の音程の数え方。半音である一律に対して、半音三箇の音程をいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例