紀内侍(読み)キノナイシ

精選版 日本国語大辞典 「紀内侍」の意味・読み・例文・類語

き‐の‐ないし【紀内侍】

  1. 平安中期の歌人。貫之の娘。村上天皇に庭の紅梅を求められて、「鶯の宿はと問はば」の歌を示した逸話三才女一人とされる。ただし、勅撰集に名を題して採られてはいない。紅梅の内侍。生没年未詳。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀内侍」の解説

紀内侍 きの-ないし

?-? 平安時代中期の歌人。
紀貫之(つらゆき)の娘。「紀氏系図」に助内侍,内侍とあることから,この呼び名がある。「大鏡」「十訓抄(じっきんしょう)」などでは,「拾遺和歌集所収の「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へむ」の作者としている。

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