日本歴史地名大系 「三方町」の解説 三方町みかたちよう 福井県:三方郡三方町面積:九七・一二平方キロ三方郡の西部に位置し、東は美浜(みはま)町、南は滋賀県高島(たかしま)郡および遠敷(おにゆう)郡上中(かみなか)町、西は上中町・小浜市および若狭湾、北は美浜町に接する。町の中央南部を(はす)川が北流、三方五湖の一、三方湖に注ぐ。川口近くに日本有数の縄文時代の鳥浜(とりはま)貝塚がある。水月(すいげつ)湖・菅(すが)湖も町域にあり、三方五湖および水月湖西北方の常神(つねかみ)半島は若狭湾国定公園に含まれる景勝地。主な交通機関は町のほぼ中央部を南北に走る国鉄小浜線と国道二七号。町域は山林が多く、川流域に平野が開けるほかは田井(たい)の別所(べつしよ)川流域にわずかに平地があるのみで、中世以来、漁業への依存度が高い。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by