三明の覚路(読み)さんみょうのかくろ

精選版 日本国語大辞典 「三明の覚路」の意味・読み・例文・類語

さんみょう【三明】 の 覚路(かくろ)

(三明は仏となる近道であるところからいう) 仏語。仏となるべき道。仏門
太平記(14C後)二一「今は偏(ひとへ)十善天位を捨てて、三明の覚路(ガクロ)に趣かせ給ふべき御事をのみ、思し召し定められ候ふべし」

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デジタル大辞泉 「三明の覚路」の意味・読み・例文・類語

さんみょう‐の‐かくろ〔サンミヤウ‐〕【三明の覚路】

仏となるべき道。仏門。

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