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三明 さんみょうtisso-vijjā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三明
さんみょう
tisso-vijjā

仏教用語。3種の神通力の意。智慧働きをいう。 (1) 宿命 (しゅくみょう) 明。自己と他人の生れる以前の過去世の状態を知る智慧の働き。 (2) 天眼 (てんげん) 明。自己や他人の未来世の状態を知る智慧の働き。 (3) 漏尽 (ろじん) 明。漏,すなわち煩悩を断じて真理を明らかに知る智慧の働き。

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デジタル大辞泉の解説

さん‐みょう〔‐ミヤウ〕【三明】

仏語。仏がそなえる三つの智慧。自他の過去世のあり方を自由に知る宿命明、自他の未来世のあり方を自由に知る天眼(てんげん)明、煩悩(ぼんのう)を断って迷いのない境地に至る漏尽明。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんめい【三明 Sān míng】

中国,福建省の中部西寄り,閩江(びんこう)の南の源流である沙渓の中流域にある新興工業都市。人口25万(1994)。1960年,三明県のうち,もとの三元県の市街区を分離して市が設置された。永安市と9県を管轄する。鷹厦鉄道(鷹潭厦門アモイ))の中心点にあり,省内および江西省,さらに浙贛(せつかん)鉄道(杭州~株洲)を通じて国内各地と結ばれる交通上の利点と,石炭,鉄鉱石マンガンなど鉱産資源が豊富なことから,1958年より中規模の製鉄所の建設が始まり,三明製鉄所は省内第一の規模を持つ。

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大辞林 第三版の解説

さんみょう【三明】

〘仏〙 自他の未来を知る天眼通、自他の過去を知る宿命通、煩悩ぼんのうを断って明智を得る漏尽通の三つの能力。過去と未来を知った上で、現在を悟り一切の煩悩を断つこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三明
さんめい / サンミン

中国、福建(ふっけん)省中部の地級市。(びんこう)の南の源流である沙渓(さけい)の中流域に位置する。2016年時点で、2市轄区、尤渓(ゆうけい)県など9県を管轄し、永安(えいあん)市の管轄代行を行う。人口284万(2014)。1958年以後、周辺地域の地下資源開発の進展に伴って工業が発展し、重化学工業都市となった。1960年に市制施行。鷹厦(ようか)線(鷹潭(ようたん)―厦門(アモイ))が通じ交通の便がよい。建設中の南三竜線(南平(なんへい)―三明―竜岩(りゅうがん))、吉永泉線(吉安(きつあん)―永安―泉州(せんしゅう))も同市を通る予定である。福建省の鉄鋼業の中心地で、ほかに火力発電、合成アンモニア、化学肥料、セメント、ガラス、建材、電子、紡織などの工業が立地する。農業は水稲作のほか柑橘(かんきつ)類の栽培が盛ん。周辺山地は山林に覆われ、森林被覆率は60%を超えている。とくにタケノコの生産で有名。[青木千枝子・河野通博・編集部]

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