三時思想(読み)さんじしそう(その他表記)San-shi-si-xiang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三時思想」の意味・わかりやすい解説

三時思想
さんじしそう
San-shi-si-xiang

仏陀死後,時代が下るにつれて仏法が衰えるという歴史観によって,時代を正法像法末法の三時に分ける思想。正法の時代は教説 (教) とその実践 (行) と仏になる仏果 (証) がすべてそなわっている。像法には,証を得る者はなくなるが,教と行はなお存し,正法に似た (像) 時代である。末法には,教のみがあって,行も証もない。時限について諸説あるが,一般には仏滅後の 500年を正法,その後の 1000年を像法,像法後の1万年を末法とする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む