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末法 マッポウ

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デジタル大辞泉の解説

まっ‐ぽう〔‐ポフ〕【末法】

仏語。仏法の行われる時期を三つに分けた三時のうち、最後の退廃期。釈迦(しゃか)入滅後、正法(しょうぼう)像法(ぞうぼう)を経たあとの1万年間。教えが説かれるだけで修行する者もなく、悟りを開く者のいない時期とされる。末法時。「末法の世」

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防府市歴史用語集の解説

末法

 仏教の考え方で、釈迦[しゃか]の教えと正しい行い・行いによる悟りの3つがある状態から、悟りがなくなり、次に正しい行いもなくなっていくという考えが末法思想です。悟りと正しい行いがなくなった状態が末法[まっぽう]で、釈迦の死後1000年たった、1052年から末法になると信じられていました。

出典|ほうふWeb歴史館
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大辞林 第三版の解説

まっぽう【末法】

〘仏〙 三時の一。仏法が行われなくなる時代。正法時しようぼうじ・像法時ぞうぼうじを過ぎてのち一万年間の称。教法は存在するが、修行を行う者がなく同時に悟りの証も得られない時期。末法時。 → 正法像法

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世界大百科事典内の末法の言及

【終末観】より

…この考え方はキリスト教に強い影響を与え,救済者としてのキリストの出現,その十字架上の死と栄光の復活という過程を通して〈神の国〉(全人類の救済)がつくられるという観念を生みだした。ところで,以上の系列の終末観に対して仏教においては,個人の魂の死後の運命を説く輪廻転生や因果応報の思想とともに,世界の終焉を予告する〈三時〉(正法,像法,末法)の思想が説かれた。〈三時〉とは釈迦の死後,世界がしだいに堕落・衰滅へとむかっていくプロセスを三つの段階に理念化したものであるが,最後の暗黒の時代を象徴する〈末法〉という考え方はとくに浄土教思想の根幹をなし,日本にも甚大な影響を与えた。…

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