三次人形(読み)みよしにんぎょう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「三次人形」の解説

三次人形[人形・玩具]
みよしにんぎょう

中国地方広島県の地域ブランド。
三次市で製作されている。江戸時代初期の寛永年間(1624年〜1644年)に三次藩主・浅野長治が江戸浅草の人形師をつれ帰り、家臣が一子をもうけるたびに祝物として土人形を贈ったのが始まり。美しい光沢が特徴で、別名は光人形。現在でも節句人形として愛用され、旧暦3月3日初節句男子・女子ともに三次人形を贈る風習がある。広島県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「三次人形」の解説

三次人形

広島県三次市で生産される人形。初節句(旧暦の3月3日)祝いに男子、女子ともに送られる。光人形とも。広島県指定伝統的工芸品。

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