三泉(読み)さんせん

精選版 日本国語大辞典 「三泉」の意味・読み・例文・類語

さん‐せん【三泉】

  1. 〘 名詞 〙 深い泉、転じて地の底。死者の行く世界冥土黄泉九泉
    1. [初出の実例]「返魂奇香、百斛尽燃、何留片時、誰脱三泉」(出典:三教指帰(797頃)下)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android