三浜村(読み)みはまむら

日本歴史地名大系 「三浜村」の解説

三浜村
みはまむら

[現在地名]舞鶴市字三浜

大浦半島東北部、大道だいどう山が海に迫る所から、海岸沿いに三浜川に至る地域に、集落がほぼ街村の形態で立地している半農半漁の村。

丸山まるやま小学校西側、松原まつばら神社東側の小丘に丸山古墳がある。古墳の形式は横穴式、出土品には須恵器(完存一、破片多数)・鉄剣があり、古墳時代後期のものである。また海岸に平行する道路沿いの、東西一三〇メートル、幅一〇メートルの範囲から、製塩土器片が発見されている。この製塩土器は古墳後期から平安時代のものとされる。

延徳二年(一四九〇)の河辺村半済方御年貢米銭納帳写(「西大浦村誌」所引)に、

<資料は省略されています>

とあり、一五人(刀禰一、作人一三、細工大夫一)と惣分の納高が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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