三浦丘陵(読み)みうらきゅうりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三浦丘陵」の意味・わかりやすい解説

三浦丘陵
みうらきゅうりょう

神奈川県南東部,三浦半島中部の丘陵西北西-東南東の4列の地塁性山地から成り,北から鷹取山,二子山,大楠山武山などがある。最高点の大楠山でも標高は 241mと低い。半島上にあるために展望はよい。大部分が鮮新統の三浦層群。縦谷には半島横断の交通路が通る。緑地が残り,ハイキングコースが開かれているが,宅地,ゴルフ場などが造成され,大楠山や鷹取山などは山体の変容著しい

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android