三畑村
みはたむら
[現在地名]真玉町黒土 三畑
中黒土村の東方、長岩屋川上流域、伊美山南西麓に位置する。東の地蔵峠はかつては伊美(現国見町)と豊後高田を結ぶ最短路として利用されていた。正保郷帳に村名がみえ、都甲庄に属し、田高三〇石余・畑高一六石余で、茅山有、日損所、新田有と記す。ただし正保二年(一六四五)とみられる山路源太兵他二名連署状(土谷家文書)に三畑村高六三石余とあるが、証文にもあるとおり先代より百姓役目が引かれており、以後も免除するとされている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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