日本歴史地名大系 「西国東郡」の解説 西国東郡にしくにさきぐん 面積:一二八・一〇平方キロ香々地(かかじ)町・真玉(またま)町・大田(おおた)村明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法の発布により国東郡が国東半島の中央にそびえる両子(ふたご)山をほぼ境に東西に二分割されて成立。旧郡の西側四一ヵ村で構成された。豊後高田市の成立によりその北に真玉町・香々地町、同じく南に大田村と郡域は分断される。北二町は周防灘に面し、南東部の標高四〇〇―五〇〇メートル級の山嶺を水源とする竹田(たけだ)川・真玉川は海に注ぐ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報