荒地引(読み)あれちびき

精選版 日本国語大辞典 「荒地引」の意味・読み・例文・類語

あれち‐びき【荒地引】

  1. 〘 名詞 〙 近世荒地年貢を免除すること。免租期間は被害程度によって長短があり、軽微なものは当引、または、年数引、復旧見込みのない被災地は永荒場引(えいあればびき)となった。免租の対象となるのは、出水山崩れ、土砂入り等の災害によって作付けのできなくなった田畑、または作人の貧窮(他出)、病気などのために荒廃した農地。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む