三石蠟石鉱床(読み)みついしろうせきこうしょう

最新 地学事典 「三石蠟石鉱床」の解説

みついしろうせきこうしょう
三石蠟石鉱床

Mitsuishi pyrophyllite deposit

岡山県備前市三石地区の台山を中心とするろう石鉱床群。付近は中・古生界とこれを不整合に覆う白亜紀後期の流紋岩・同質凝灰岩,これらを貫く花崗岩類からなる。鉱床は流紋岩質溶結凝灰岩中の熱水変質帯で,30以上の鉱床が群生。八木鉱山産セリサイトのK-Ar年代は78.7Ma。ろう石の主要構成鉱物はパイロフィライト・カオリン・石英など。台山とその周辺では球状のダイアスポアや高級るつぼ原料となる高品位の白ろうと呼ばれる鉱石産出。北西側に隣接する同市吉永町でも同一層準の鉱床を採掘。2015年には三石・吉永地区で6鉱山が稼行,年産量は約3万t。用途はクレー原料・耐火煉瓦

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 須藤

関連語をあわせて調べる

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む