三若村(読み)みわかむら

日本歴史地名大系 「三若村」の解説

三若村
みわかむら

[現在地名]三次市三若町

上田うえだ村の西、美波羅みはら川沿いの沖積平野集落が点在するが、村域は東西に長く西側の山中には芋面いもづら久留比ぐるびなどの枝郷があり、三次郡下志和地しもしわち村に接する。地名は現海渡うと町の帰海きかい寺にある和智豊実寄進の天文一二年(一五四三)の木造薬師如来坐像胎内墨書銘に「備後国三谷郡三若之内、天医山帰海寺」とみえる。

江戸時代を通じて広島藩領で、元和五年(一六一九)の備後国知行帳には「三はか村」として高七一四・六四三石を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む