三角座(読み)サンカクザ(その他表記)Triangulum

関連語 五郎 石田

精選版 日本国語大辞典 「三角座」の意味・読み・例文・類語

さんかく‐ざ【三角座】

  1. 北天の小星座。トレミー星座一つ。アンドロメダ座の南東にある。三個の三等星が細長い二等辺三角形を形づくる。さんかくぼし。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「三角座」の意味・わかりやすい解説

さんかく(三角)座 (さんかくざ)
Triangulum

略号はTri。アンドロメダ座の南に位置する秋の小星座で,3個の3等星が細長い直角三角形を描く。ギリシアヒッパルコスの時代からある星座でナイル川三角州の象徴であるともいう。渦巻銀河M33は腕のよく発達したSc型の銀河で,視直径62′×39′,距離は240万光年で,見かけの明るさは6.3等,双眼鏡でその中心部を眺めることができる。概略位置は赤経2h0m,赤緯+32°。午後8時の南中は12月中旬。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「三角座」の意味・わかりやすい解説

さんかく(三角)座【さんかくざ】

12月中旬,天頂近くに見える三角形の星座。西縁にある渦巻(うずまき)銀河M33(またはNGC598)はきわめて発達した腕をもち,距離は約240万光年。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む